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【PetVoiceご利用者様限定】酸素キット先行販売のお知らせ

もしもの呼吸苦に備えるために|PetVoice 酸素キット
もしもの呼吸苦に備えるために|PetVoice 酸素キット

愛犬・愛猫が病気を抱えているご家庭では、

「夜間や移動中、万が一の災害時に急に呼吸が苦しそうになったらどうしよう」

と不安を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

PetVoiceでは今回、ご自宅や移動中の緊急時に、短時間の酸素補助環境を作ることを目的とした酸素キットを先着100名様限定テスト販売開始します。

本記事では、酸素キットの内容と、なぜこのような備えが必要なのかについてご紹介します。

1. 動物病院で呼吸状態が悪い患者さんに行われていること

動物病院では、呼吸状態が悪い犬・猫が入院する際、ICUや酸素化できる環境で管理されることが一般的です。獣医療の情報源でも、不安定な患者には40〜60%程度の吸入酸素濃度が目安として示されており、猫の心筋症管理でも酸素ケージ内を約40%の酸素濃度に設定する記載があります。

肺水腫などで呼吸状態が悪い場合、通常の空気中の酸素濃度(約21%)では十分でないことがあり、通常より高い酸素濃度の環境を作ることで、呼吸が落ち着くことがあります。そのため、病院では酸素室や酸素ケージが重要な役割を担っています。

2. ご自宅に酸素室を置くケースもあります

心臓病を患っている犬・猫で、状態が悪化したときに備えて、ご自宅に酸素室を設置するケースは珍しくありません。

一方で、酸素室は高額で、レンタルでも一定の費用がかかります。日本全国の動物病院と提携しているテルコム社の酸素ケージは小型犬用で43,200円〜となっております。

さらに、酸素室にはもう一つ課題があります。それは、移動中には使えないということです。

⚠️ こんな場面、想像したことはありませんか?
  • 夜間に急に呼吸が苦しくなった
  • 受診のために車で病院へ向かっている
  • 病院に着くまでの時間を少しでも楽にしてあげたい

そうした場面で、もっと簡便に酸素補助ができないかという発想から、今回の酸素キットの検討を始めました。

3. 今回の酸素キットの内容

今回テスト販売する酸素キットは、動物病院でも用いられている考え方を参考にした簡易的な酸素補助キットです。

酸素キット内容

キットの内容は以下を想定しています。

  • 🩺動物病院でも採用されているエリザベスカラー(首回り19~30cm)
  • 🧴シャンプーキャップ
  • 💨酸素缶(10ℓ✖️2本)
  • 📋取扱説明書〜安全にご使用いただくためのしおり〜

これらを組み合わせることで、緊急時のご自宅や、病院へ向かう車内などで、一時的に高めの酸素濃度環境を作ることを目指しています。

4. もともとの着想は、動物病院での現場運用から

動物病院では、入院中の患者さんをICUから出して検査を行う必要がある場合があります。その際、できるだけ酸素化を保つために、エリザベスカラーにカバーをつけ、酸素供給を行いながら高めの酸素濃度環境を維持することがあります。

今回のキットは、この考え方をもとに、院内の酸素配管の代わりに酸素缶を使うことで、ご家庭でも短時間の補助ができないかという発想から検討を進めました。

5. 検討したポイント

1 本当に酸素缶で高めの酸素濃度環境を作れるのか

まず確認したかったのは、酸素缶を使って実際に意味のある酸素補助環境が作れるのかという点でした。

検証の結果、短時間の補助として高めの酸素濃度環境を作ることは可能でした。

以下は実験の様子を収めた動画です。酸素濃度が上昇することがお分かりいただけるかと思います。

2 逆に酸素濃度が高くなりすぎないか

もう一つ重要なのは、安全性です。

酸素は呼吸状態が悪いときに役立つ一方、非常に高い濃度の酸素に長時間さらされることにはリスクがあります。医学文献では、酸素毒性は主に高濃度酸素への長時間曝露で問題となり、特にFiO2 0.9以上(90%以上)を長く続ける状況で肺障害のリスクが高まることが知られています。

そのため、本キットは長時間連続で使用するためのものではなく、あくまで緊急時に短時間の補助を行うことを前提にしています。また、構造上も病院の密閉型酸素室とは異なり、極端に高すぎる酸素濃度が長時間維持される設計ではありませんのでご安心ください。

💡 推奨する使い方の考え方

「一定時間噴射して止める」「様子を見ながら間欠的に使う」という考え方を基本にしています。詳細な使用方法は同封の取扱説明書〜安全にご使用いただくためのしおり〜にてわかりやすくご案内する予定です。

6. このキットが役立つと考えている場面

この酸素キットは、次のような場面を想定しています。

🌞 お散歩後・夏場などに呼吸が荒くなったとき
🏠 ご自宅で急に呼吸が苦しそうになったとき
🌙 夜間・休日など、すぐに十分な設備が使えないとき
🚗 病院へ向かう車での移動中
🫁 受診までの短時間、少しでも呼吸を楽にしてあげたいとき

高価な酸素室を常時自宅に置くのは現実的でない一方、「万が一のときの備え」をしておきたいという方にとって、選択肢の一つになり得ると考えています。

7. ただし、酸素キットは"治療そのもの"ではありません

大切なのは、このキットは原因そのものを治すものではないということです。

たとえば肺水腫や心不全の悪化では、本来必要なのは酸素だけでなく、早急な獣医師の診察と適切な治療です。

本キットは、あくまで「受診までの間」や「移動中」に使う短時間の補助として考えています。

🚨 すぐに動物病院へご相談ください

以下のような症状がある場合は、速やかに動物病院を受診してください。

  • 呼吸が苦しそう
  • 横になれない
  • 口を開けて呼吸している
  • ぐったりしている

おわりに

PetVoiceではこれまで、病気を抱える犬・猫と暮らすご家族の不安を少しでも減らしたいという思いでサービスを続けてきました。

今回の酸素キットも、

  • 「本格的な酸素室を置くほどではないけれど、万が一の備えはしたい」
  • 「自宅や移動中に少しでも呼吸を楽にしてあげたい」

という声に応えるための試みです。

まずは既存ユーザーさま向けにテスト販売を行い、実際の使いやすさや必要性を確認しながら、より良い形にしていきたいと考えています。

ご関心のある方は、今回の特別価格でぜひお試しください。

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の治療を推奨するものではありません。呼吸状態の悪化が疑われる場合は、必ず速やかに動物病院を受診し、かかりつけの獣医師の指示に従ってください。本キットは医療機器ではなく、あくまで緊急時の一時的な補助を目的としたものです。

  • 執筆者

    PetVoiceBlog編集部

    PetVoice編集部は獣医学や動物行動学を学んだスタッフが犬・猫の健康に関する情報をお伝えします。